秋田県と青森県の県境に位置する十和田湖近くの田代平農場では、収穫最盛期を迎えています。
まずは秋どり大根。
9月中旬から週1回のペースで収穫が行われています。
今年は7月の長雨と8月の記録的豪雨の影響で夏どり大根の収量は減少したものの、その後の天候回復で秋どり大根は大豊作となっています。
10/5に行われた秋大根2回目の収穫では、1日で4トンを超える収穫量。仮に平均1本当り700gとしても6,000本以上。中には1kg超の特大サイズもありました。
秋どり大根らしく丸々と太り、ずっしりとした手応えのある大根が収穫されています。品質、収量共に良いです。
昨年は高温少雨の影響で平年の6割程度の収穫量でしたが、手応えのある収穫が続いています。

続いてニンジンの収穫。
9月に収穫した人参は、長雨の影響で根腐りするものも見受けられ、長雨の影響を大きく受けました。
2回目の収穫では気温低下と共に肥大化が進んだものの、主力品種の「時無五寸」は平年に比べやや小ぶり。
今年は各地で長引く雨、日照不足で根物は良くないと聞いていますが、当園も同様です。


野菜スープの主力原材料の「時無五寸」。昔ながらのニンジンで人参らしい臭み、味があり、野菜スープの原材料として最も適しています。
やや小ぶりです。


こちらは、試験栽培している「五寸紅奏」
加工用の人参で大きさもあり、収量もありました。
毎年、数種類の品種を試験栽培し、十和田湖高原の気候に合い、野菜スープの原材料に適した品種、発芽率、病気や寒さに対する耐性を確認して種選びしています。

続いて牛蒡。
栽培期間が最も長いのが牛蒡(ゴボウ)です。今年の収穫は10/17-18に行われました。時折り、降雨があり、気温は10℃以下。風が冷たいです。
毎年この時期になると八甲田連峰や十和田湖、奥入瀬渓流の紅葉が見頃となります。
田代平農場でも畑の周りが紅葉しています。


今年は昨年と違い、サイズが小さめのものが多かったです。
今年は根物はイマイチでしたが、小ぶりながらも牛蒡の良い香りが収穫時にも分かります。
新米の時期にはどの家庭でも作る秋田名物「きりたんぽ鍋」。
きりたんぽ鍋には牛蒡は欠かせない材料。早速食べてみましたが、掘りたての牛蒡は香り、歯応え最高でした。


10月製造の野菜スープは採れたて新鮮で、太陽と大地の恵みたっぷりの原材料を使ったものです。
旬の野菜で作った野菜スープを是非、毎日の健康維持にお役立て下さい。

こちらは10月中旬に収穫したヤーコン。「採れたて野菜プレゼント」用の野菜です。
収穫期を迎え、スコップで掘り起こしてみました。


大きなヤーコンが沢山収穫されました。
ヤーコンは収穫してからはまだ食べ頃ではなく、収穫後1~2週間置くと、甘みが増すようです。
新聞紙に1本ずつ包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫に保管。

毎年恒例の「採れたて野菜プレゼント」の発送の頃には、美味しく食べ頃になっていると思います。

今年も沢山の応募があり、ありがとうございました。
是非、野菜スープの原材料となる当園で丹精込めて栽培した「葉付き大根、人参、ゴボウ」他を目と味で確かめて頂きたいと思います。
発送は最後の大根収穫後になりますので、ご応募頂いた方(抽選はありますが)はお楽しみにお待ち下さい。