種まきから2~3週間目辺りを目途に各畑を定期的にまわり、草取りしてゆきます。
今回は「ニンジン畑」の1回目の草取り作業です。

この週は週前半3日間はニンジン畑の草取りで、後半は田んぼの手取り除草と1週間農作業が続く、けっこう大変な週でした。
ニンジンも発芽したばかりでしたが、早くも雑草に囲まれ、3日間黙々と草取りに専念しました。梅雨時期はホント雑草の伸びが強烈です。

まだニンジンの芽が小さいので、立ち鎌は使えず、鎌か手取りの除草作業です。

6/1がニンジンの種まき日だったので、25日後の状態です。
まだ、5cmくらいです。

夕方になりましたが、圃場の約1/3程度・・・時間が掛かります。

2日目
見た目で雑草が濃く生えているのが分かります。

一番雑草の濃いところはこれ位です。
まだ小さいニンジンの芽が雑草と一緒に抜けないよう、慎重に芽の周りの雑草を取り除いてゆきます。

3日目。ムシムシとした天気で疲れも出てきていますが、頑張って除草します。

残り5畝。先が見えてくると頑張れるものです。
ここの圃場は林に近く、時折、熊の鳴き声が聴こえてきます。ラジオの音量を全開にして鳴らしていますが、熊に警戒しながら作業をしていますので1日中の草取り作業で飽きると言うよりも、緊張の中での仕事です。畑には親子と思われる熊の足跡は何か所もあります。

2016年、全国ニュースとなった熊による被害で4名の犠牲者が出た田代平地区。当園農場からも直線距離にして3kmの場所です。農場長らは畑の周りを常に除草し、熊対策をしています。

山奥の農場で隣の畑からのドリフト問題もなく、豊かな大自然に囲まれた広い農場ですが、熊だけは怖い・・・