今年最後の秋どり大根の収穫が紅葉の最盛期を迎えた10月末に行われました。
この紅葉の写真は、農場に向かう途中にある大湯中滝の「止滝」周辺です。
紅葉が毎年美しく、十和田湖に向かう途中にありますので、観光客がよく立ち止まって写真を撮っています。
こちらは農場。
写真では小さくて分かりにくいのですが、遠くに見える「八甲田」の山々では既に紅葉は終わり、山頂付近は雪で覆われています。
早朝はとにかく寒くて、車のフロントガラスはかなり凍っていました。
この最後の大根は8月下旬に種まきしたものです。
本来であれば、もう10日間ほど早く収穫したかったのですが、8月は大雨でなかなか畑に入ることが出来ずにようやく8月末に種まきが出来たため、予定より遅れての収穫作業となりました。
ほとんど病気がつくこともなく、びっしりと大根が育っています。
秋どり大根は当園の冷蔵庫で来年の収穫するまで保管して大切に使う原材料ですので、長持ちするようあまり大きく育たない内に収穫しています。
それでも、ずっしりと重く手応えがあるので、抜き取りも大変!
右側の収穫していない大根は、翌日収穫分です。
秋どり大根らしく、肥大化が進み丸々と太っています。
秋どり大根の最後の収穫は2日間で約5トン近くでした。
大根を洗浄して、計量を終える頃には外は真っ暗になりました。
今年は8月の記録的大雨の影響で夏どり大根の収量は減少しましたが、お盆明けからの天候回復で「秋どり大根」は大豊作。
昨年は高温少雨の影響で平年の6割程度の収量だっただけに、手応えのある収穫が出来てホッとしています。