今年2回目となる「夏大根」の収穫作業が、8/8-10に行われました。夏大根らしい、長くて瑞々しく固めの大根が沢山収穫されています。

8/8はまずまずのお天気で収穫作業が捗りましたが、本日(8/10)は北日本に停滞する前線の影響で、県北部を中心に激しい雨が断続的に降り続き記録的な大雨となる中で収穫作業が行いました。
今回収穫する大根畑が収穫適期である事はもちろんですが、明日から弊社のお盆休み。お盆明けだと収穫適期を逃し、おおき過ぎる大根になってしまい、保存性も悪くなってしまうため、一時は土砂降りの中での作業となりました。
当地鹿角市の大雨警戒レベルは4。各地で避難所が開設されています。(8/10 18:30現在)

まずは1日目の収穫の様子。この日だけ天気が良く、暑すぎず風も吹き、気持ち良く収穫出来ました。
大根掘り機で大根を抜き取る様子です。

その後、大根と大根の葉を切り分けして、大根の葉はハウスにて「干し菜」にします。

大型ハウスにて、大根の葉を丁寧に干す作業です。天気が良ければ、3週間ほどで乾燥しますが、今年は大雨・長雨続きで少し心配です。予定では8月下旬に干し菜の取込みを行います。

大根の葉を半分から広げ、ハウスのバンドに丁寧に引っ掛けてゆきます。

奥に見えるのは、7月下旬に収穫した大根の葉。だいぶ乾燥が進んでいました。

夏大根らしい、長くて瑞々しいものが沢山収穫されています。肉質は固め。シャキシャキして大根サラダが一番かな・・

夏大根の収穫3日目。
朝から雨。雨合羽を着ての作業です。青森や秋田県の沿岸部は記録的な大雨が降っている時でした。
収穫した大根を袋に詰めて、運搬車で運び出します。

次の圃場に移った時、前が見えないくらいの土砂降り。
昨日からの大雨で、畑に雨水が溜まっています。私も長年しらかば農園で大根の収穫作業をしていますが、お盆前に必ず収穫する大根とはいえ、こんな土砂振りの中での収穫作業は初めてでした。

収穫後、早速野菜スープ製造工場で採れたての大根を洗いました。
午後は雨も小降りになり、一安心。農場からの帰り道では、近くの大湯川が氾濫警戒レベルに達していました。

今月は8月下旬にまた3日ほどかけて大根を収穫する予定です。
お盆中も天気が悪く、雨マークが連続。草取りなどの作業が遅れがちになっていますので、天候の回復を心から祈っています。