雪解け間もなくの「菊芋の春収穫」が4月下旬に行われました。

秋田県と青森県の県境に位置する田代平農場では、今冬は降雪の量が平年より多かったのと3月の低温、4月に入ってからの降雪が何度かあり、なかなか雪解けが進まない状態でした。
予定では4月11日からの収穫作業も、2週間延期になり、ようやく畑が乾き、収穫するトラクターが入れるようになったのが4/25でした。
農場へ向かう道路はまだ残雪があります。

4月3週目の好天で一気に農場の雪解けが進みました。
とはいえ、風はまだ冷たく、畑のいたるところに残雪がありますが、収穫1日目はポカポカとした春の日差しが心地よく感じました。

十和田湖の外輪山にはまだまだ雪があります。

雪の下で越冬した菊芋は一定の温度(0℃)と湿度で保たれ、栄養価も高く、晩秋に収穫した菊芋より、甘みのあるしっかりとした風味と味に変化するようです。
実際に食べてみると、甘みが増しているのが分かります。

トラクターで菊芋を掘り起こし、後は手作業で拾い集めてゆきます。

晩秋収穫した菊芋より、若干サイズが大きくなったような・・・
収穫二日目は風が強く、肌寒い日になりましたが、どんどん菊芋を掘り起こし収穫してゆきます。

温かくなるとすぐに芽を出してしまう菊芋。4月になるとほとんど流通しなくなりますね。
しかし、ここは2メートル以上の降雪量がある十和田湖高原です。
遅い春の訪れの雪国ならではの「春収穫」の菊芋。シャキシャキとして甘く、春~初夏にかけて生の菊芋を食べられますよ。

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