稲刈り&はさがけ(天日自然乾燥)から2週間経過し、一昨日の水分測定では16.2~16.4%ほどで、秋の天日と風に優しく乾燥が進み、脱穀に丁度良い頃合いになりました。

稲刈り時はまだ緑色だった穂もすっかり、乾燥しさめた黄金色に変わり、稲穂の油分、栄養分がじっくりと時間をかけて、米粒に行き渡ったようです。

脱穀前日は、稲穂が朝露で濡れないようにブルーシートを掛けておきます。

当日は、ブルーシートを外し、ハーベスタ(脱穀機)の調整を行った後、いよいよ脱穀スタートです。
お天気に恵まれ、絶好の脱穀びよりとなりました。


脱穀とは、乾燥させた稲の穂先から籾を落とす作業です。昔風に言うと「 稲扱き(いねこき)」って言いますね。
稲穂から脱穀機を使って「籾(もみ)」を分離させ、籾は袋づめになります。籾を分離させて残ったのが「藁(わら)」です。

藁は、最後に集めて、当園の自家製たい肥作りに利用されます。
保管や運び易いように、藁束を十束ずつまとめてゆきます。

脱穀機への稲穂投入の様子です。
どんどん投入し、籾と分離された状態で出てゆきます。


分離された籾は、袋詰されてゆきます。

朝8時半スタートし、全ての脱穀が終わったのが16時半頃になりました。

この後、まとめた藁束を運搬しましたが、もう真っ暗になりました。
翌日は、はさがけ(三脚)などの片付けと「籾摺り(もみずり)」を行いました。
無事に脱穀作業を終えて、ホッとしました。