平年より12日早い7/16に梅雨明けした東北地方。
しらかば農園のある秋田県(北東北)が四国、近畿、東海地方より早い梅雨明けになるのは24年振りだそうです。
平年に比べ、偏西風が北に蛇行した影響で、東北地方が早く高気圧に覆われたためだと言われています。地元秋田県鹿角市ではほぼ「空梅雨」状態。
農作物の水不足が懸念されていますが、しらかば農園の田んぼの用水路にも水が流れてきておらず、まとまった雨が本当に欲しいと願っています(7/21現在)

さて、毎年梅雨明け頃に行う「菊芋の土寄せ」作業。
毎日30度を超える真夏日なか、汗だくなりながらの作業となりました。

まず、管理機で畝と畝の間(畝間)を中耕します。除草も兼ねた中耕作業で、土寄せする土を柔らかくほぐしてゆきます。

後は、スコップで丁寧に菊芋の株元に土を寄せてゆきます。

広い菊芋畑を朝から夕方までひたすら土寄せしてゆきます。
お昼過ぎにはグングン気温が上がり、1時間置きに水分補給。あっと言う間に用意したスポーツドリンクやお茶が無くなります。
私は、数本ペットボトルを凍らせて持ってゆきますが、大事に大事にゆっくりと飲んで水分補給します。

背丈が3メートルを超してしまう「菊芋」
台風などの強風で倒伏する恐れがあるため、成長に合わせ「土寄せ」してゆきます。
今回で2回目の「土寄せ」作業です。
「土寄せ」する事によって、株の根元を安定させ、倒伏防止に効果があります。また、排水性を高めたり、地下部の露出防止、雑草抑制効果があります。
強烈な台風で倒伏した年もあり、収量が大幅に影響してしまう為、しらかば農園では菊芋栽培の大切な作業としています。

さすがにしらかば社員も根をあげてしまうほどの暑さと重労働の作業ですが、今年もなんとか無事に終える事が出来ました。