ちょっと遅くなりましたが、毎年恒例の冬越しゴボウの収穫作業の様子をお伝えします。
平年であれば、雪解けが進んだGW明けから始まる「冬越しゴボウ」の収穫ですが、今年は雪解けが早く4月中旬~4月末にかけて行われました。私が覚えている限りでは4月中の冬越しゴボウの収穫は初めてです。(平年であれば、GW明け~行いますので、農場の山桜を見ながら収穫です…)
晩秋、ゴボウの葉は枯れてしまい、春に新しい葉が伸びてきます。丁度この頃が収穫適期です。
初日は天候が良かったものの、2日目は、雪が舞う中での収穫。寒かった~ やっぱり十和田湖高原は違います。
遠くに見えるのは八甲田連峰の山々…
まだまだ雪が残ります。山頂付近では「雪の回廊」を見れる観光ツアーがありますが、今年はやっているのかな・・
昨年より導入した新しいゴボウ掘り取り機。
以前に比べ省力化が図れ、掘り残しなし。
仕組みは、写真の真ん中下にある爪を土中に突き刺しながら進み、ゴボウを浮き上がられます。浮き上がってきたゴボウの葉と根っこ(可食部)のつけ根辺りをローラーでははさみ上げて土中からゴボウを掘り出してゆきます。
収穫したゴボウ。
晩秋に収穫したゴボウ同様に瑞々しく、ゴボウの香りが強くします。
5月より製造している野菜スープは、新鮮な「冬越しゴボウ」を使っていますので、ゴボウの風味と甘みがより感じられることでしょう。