夏大根の収穫が落ち着いた8月下旬、牛蒡と人参畑を巡回し、草取りと少し遅めの間引き作業を行いました。

牛蒡の間引き・草取り(8/19,24)
播種から約80日目の牛蒡畑。
かなり牛蒡も成長しています。7月の長雨の影響で全体的に草取りが遅れていたため、間引きをするのは大きくなり過ぎています。
中には抜くのに苦労する牛蒡もありましたが、まだ手で引っこ抜ける大きさです。

種まきで4~6粒の牛蒡の種がまかれ、その後、種と種が競うように成長してゆきます。その中から、成長の良いもの、まっすぐなもの、色や形が良いものを選び残し、それ以外を間引きしてゆきます。

もっと牛蒡の葉は大きく広がりますので、これが最後の草取りと間引き作業になりました。

間引きした若い牛蒡は、香りも良く、とにかく柔らかい!
早速、間引きした牛蒡をサラダやかき揚げ用にいただいた社員もいました。

人参の間引き、草取り(8/25-26)
次は、これも6/1に播種した人参。約85日経過。
連日の真夏日。秋田県はお盆を過ぎると朝夕はめっきり気温も下がり、涼しく過ごせるようになるのですが、今年はお盆を過ぎても30度超えの毎日です。
十和田湖高原 田代平農場は、お盆過ぎまで長雨と東風のやませで涼しいというより、寒い日も多かったのですが、お盆過ぎからの天候回復で、今までに農場では経験のないほどの暑さ、暑さ・・・
他の地域の35度以上の暑さとは違いますが、冷涼な田代平農場で30度を超えることは、それほどないです。
しかも、日陰もなく、一日中、草取りをしているので、さすがにこたえます。こまめな水分補給と休憩で熱中症対策してます。

人参の間引きも遅れてしまい、もう10センチはあります。スティックサラダとしても食べても充分な大きさです。
でもこの位になると野菜スープの原材料としても利用出来ますので、無駄なく使っています。

来春収穫予定の「冬越し牛蒡畑」の間引き、草取り(8/26,31)
先週、別な圃場の牛蒡の間引き・草取りを終えて、来春収穫の牛蒡畑で間引きを行っています。
こちらは6月末に種まきした牛蒡畑。
草取りを兼ねた間引きには丁度良い頃です。簡単に牛蒡も引っこ抜けます。

↓奥に見える牛蒡が今秋収穫する牛蒡畑。一ヶ月遅く種まきした牛蒡と比べるとかなり成長しています。

一番収穫が早い牛蒡畑で10月中頃です。
それまでに雑草が大きくなって目立つものがあれば駆除しますが、あとは収穫を待つだけになります。