冷えの予防に
薬膳では体を温める作用のある食品(温性食品)の代表として、しょうが、にんにく、ねぎ、唐辛子などの香味野菜、根菜(れんこんやかぶ、にんじん、芋)、鶏肉、えびなどが挙げられています。
献立に上手に取り入れて体の中から温まりましょう。
しょうがご飯の献立<からだ温めレシピ>
調理のポイント
しょうがを野菜スープで炊き込みご飯にしました。加熱しているため辛味は多少抑えられますが、お好みで加減してください。
えび炒り卵は卵をふんわり仕上げるために、先にフライパンで半熟状にしておきます。
のっぺい汁は里芋と片栗粉のとろみがポイントです。とろみがあると冷めにくく、体ポカポカ効果もアップします!
※今回は作りやすい分量として4人分で記載しています。
しょうがご飯
作り方
①米はといでざるにあげ、30分ほどおきます。
②しょうがは皮をむいてせん切りにします。油揚げはさっと熱湯をかけ油抜きし、細切りにしておきます。
③炊飯器の内釜に米、野菜スープを入れ、だし昆布、しょうが、油揚げを加えます。
④炊飯器で炊き、蒸らしたら具とご飯をよく混ぜ合わせます。
えび炒り卵
作り方
①えびは背ワタをとり、殻と尾を除きます。塩コショウして酒をふりかけておきます。
②キヌサヤエンドウはすじを取り、さっとゆでておきます。
③しょうがは薄切り、ねぎは小口切りにします。
④フライパンに油大さじ1を熱し、塩少々を加えた溶き卵を半熟状に炒り、ボウルに戻します。
⑤フライパンにさらに大さじ1の油を加え、弱火でしょうがを香りがたつまで炒め取り出します。
⑥えびを焼き、ねぎ、キヌサヤエンドウを加えて炒め合せ、さらに④の卵をあわせます。
⑦フライパンの縁から、しょうゆをまわし入れて味を調えます。
かぶの甘酢漬け
作り方
①かぶは葉を落とし、薄切りにして塩(分量外)をふっておきます。
②しんなりしたら、さっと水洗いして水気をきります。
③Aの材料をボウルで混ぜ合わせ、②を加えて和えます。