3月末に行われた早春の菊芋収穫から10日後の4月10-12日に、冬越しゴボウの収穫が始まりました。
平年であれば、5月中旬に咲く山桜を見ながらの収穫となりますが、今年の早い雪解けで約一ヶ月収穫が早まりました。4月中の収穫は一昨年に行われたのが初めてで、やはり温暖化の影響でしょうか・・・降雪量はいつも通りですが、雪解けが早くなる傾向です。

農場に向かう道路脇には水芭蕉が咲き始めました。

遠くに見えるのは八甲田連峰。雪山が青空にすごく映えています。
例年であれば、6月中旬の山開きですので、まだまだ雪深いことでしょう。

ゴボウの収穫は、「ゴボウ掘り取り機」を使い、土の中からゴボウを機械が抜き取りしてゆきます。

抜き取ったゴボウを包丁で、茎の部分を切り下ろしコンテナに入れてゆきます。

晩秋収穫したゴボウ同様に瑞々しく、ゴボウの香りが豊かで新鮮です。

今年も品質の良い冬越しゴボウが沢山収穫出来ました。早速、新鮮なところをゴボウサラダにしてみましたが、パリパリ、シャキシャキして風味が強く、美味しかったです。
4月下旬からの野菜スープ製造の原材料として使われます。
ゴボウの風味がより豊かな野菜スープになる事でしょう。