菊芋カラ寄せ 11/5-9
菊芋収穫 11/10-18

今年の菊芋の収穫は、11/10~18の間で行われました。
収穫は背丈が3mを超す菊芋の茎が霜に当たり、枯れてきた時が収穫適期になります。

まずは、菊芋のカラ寄せ作業からスタートします。
菊芋の茎を刈り払い機で切り倒し、集めます。この作業だけで3日間掛かります。

カラ寄せ3日目は、とうとう雪が降り出し、あっと言う間に菊芋畑が一面真っ白に・・・とにかく寒かったです。

全てのカラ寄せが終わり、翌日(11/10~)からいよいよ菊芋の収穫がスタートです。
残雪もありますが、天気も良く、収穫作業を始めました。

収穫作業は、トラクターに取り付けた掘取機が土中の菊芋を土ごと掘り起こし、コンベアで後方に送りながら土をふるい落とし、菊芋を地表へ露出させます。
その後、人手で拾い集めたり、土中に残る菊芋を掘り出すします。

収穫2日目以降は、まずまずの天気に恵まれ、順調に収穫作業が行われました。

菊芋(可食部)は根っこの塊ですが、その塊根部が分離せずに綺麗に残ったまま収穫されたものがありました。
菊芋の根っこしたを綺麗に掘り起こすと、さつまいものように繋がっています。


菊芋を拾い集め、土中に残った菊芋を掘り起こす作業は手作業・・・それこそ人手が必要です。
また、霜が降りた日の朝は、収穫作業を10時以降から始め、菊芋の凍りつきを防ぎます。

最終日
初雪こそ昨年より5日早かったものの、その後の積雪もなく、気温こそ低かったものの順調に収穫する事が出来ました。
しらかば農園の菊芋は、他の産地に比べ、大きいのが特徴です。
株間、畝間を大きくあけて、大きな菊芋が育つようにしています。
また、成長に合わせ、土寄せをしっかり行う事で、強風による倒伏を防ぎました。(今年は大きな台風上陸もなくホッとしました)

今年は、7月の日照不足、長雨の影響で例年より若干細いのですが、中には30㎝を超える長さの菊芋も収穫されています。
寒暖の差で身が引き締まり、シャキシャキ感はハンパないです。
菊芋特有の風味と甘みもあり、この時期だけの生食用にお勧めします。大きさ、品質の良さには自信があります。

是非、当園の菊芋を毎日の健康にご活用下さい。