9/2 畦畔草刈り、クロ切り
稲刈りまで、一ヶ月前となり、今年最後の畦畔草刈を行いました。
田んぼの草刈りは、5月の田植え前の草刈りから始まり、約一ヶ月に一度の割合で草刈りを実施します。最後の草刈りで5回目になります。
この前に刈ったのが7/22だったので、けっこう伸びていて除草しずらい。
この日も30度超えの真夏日。
9月に入ったのに真夏の日差しと刈払機のエンジンの熱風にあおられ、汗ダラダラかきながらの作業となりました。
草刈り後は、すでに落水していますが、収穫までの降水で田んぼに雨水が溜まらないように、排水がスムーズに出来るようにクロ切りします。
二か所クロ切りしました。(この田んぼが一番水はけが悪いので、徹底しています)
収穫まで約一ヶ月。
登熟期を迎え、種子である「米粒」が成長、肥大化してゆく時期で、光合成によりデンプンを生産し、胚乳(はいにゅう)に溜め、稲の種子であるお米を充実させていきます。
日中は暑く、夜間は涼しいと日中光合成で作った栄養分が米粒にゆきわたりやすく、昼と夜の寒暖の差が美味しいお米を作ると言われています。(夜に気温が高いと稲の呼吸が盛んになり、作った栄養分を呼吸で消費してしまうそうです)
ここ秋田県鹿角市は寒暖の差が大きく、北限の桃を始めとして、野菜や果物がこの温度差で美味しく作られてると言われます。
今は全国各地で残暑が厳しいですが、今週後半(9/11以降)からは秋雨前線が南下し、夏の暑さが落ち着き、秋の空気に入れ替わり、秋の訪れとなりそうです。
そうなると寒暖の差で美味しいお米が作られますね。
稲刈りとはさがけ(天日乾燥)は、10月初めを予定しています。