7/29-30 8/3-4 葉大根の収穫

いよいよ夏大根の収穫が始まりました。
7月末と8月初めに行われた「葉大根の収穫」の様子をお伝えします。

梅雨の合間を見て、大根の葉だけを収穫する「葉大根」の収穫作業が始まりました。
まずは、長さ100mある「葉大根」の圃場で、ひたすら大根を引っこ抜いていきます。一人2畝分の大根を掘り取りし、次の作業がしやすいように一列に抜き取った大根を並べてゆきます。

掘り取り作業は作業人数にもよりますが、抜き取り作業で約1時間ほど、大根をひたすら抜いてゆきます。

その後、大根と葉を切り離してゆきます。

陽に当てて、大根の葉がしんなりなってきたら、大根の葉を荒縄で束ねてゆきます。

野菜スープの原材料の一つである「大根の葉」。
どんなに天候不順で大根が不作でも、しっかりと1年分の大根の葉を確保しなければなりません。
その為に、通常の大根の他に、栽培期間が短く「大根の葉」だけを収穫する目的で大根を栽培しています。

8/3-4 葉大根2回目の収穫。
この日も湿度が高い曇り空。まだ、梅雨明け前ですが、カラっとした天気がやってくるのでしょうか…
大汗をかきながらの収穫です。

通常の大根の栽培期間は50-55日くらいですが、葉大根は40~45日程度。
今回は種まきから42日後に収穫しています。

中には大きめの大根もありますが、肥大化する前なので、長細い感じです。
今年は梅雨も長く、7月は本当に日照不足になりました。まだ、葉大根の栽培には影響はありませんが、お盆明けから始まる夏大根は肥大化が遅れています。

束ねた大根を野菜スープ製造工場近くの大型ハウスで干します。
曇り空とは言え、夏場のハウス。まるでサウナのようです。

2回分の葉大根の収穫が終わり、大型ハウス2棟分の葉を干すことが出来ました。
良い天気が続けば、2週間で乾燥しますが、未だに梅雨明けもせず、ジメジメとした天気が続いています。(8/8現在)